短編小説・「明日へ続く道」 2

夕飯の時に、父さんに聞いた。

父さんは僕が生まれる前に浦和に住んでいて、
その時は浦和のサポーターだった。
仕事の都合で、群馬に戻ってきてからは、なかなか
いけなくて、結婚して、僕が生まれてからはサッカー
から離れていたと言うことだった。

「なんで、急に行こうなんて言い出したの?」
健太は聞いた。

「いやな。俺の知り合いからチケットがあるから
最終戦見にきないか?っていう話があってな、
でさぁ、お前に見せたいって思ったんさ。」
と父は答えた。

「へぇー」
健太は、興味なさそうに相槌をした。

「お前、サッカーを生で見たことないべ?
あの臨場感を味合わせてやりてーんさ。
今は、興味ねーだろうけど、スタジアムに行ったら
はまるで。」

「ふーん」
健太はそっけない返事をした。

そんなもんなのかな?でも、変わんないよ。
ま、土曜日は行くけどね。
と健太は思った。

「学校で、友達とそんな話はしねぇのか?」
「ん?あぁしないよ。」
いじめられているとは言えなかった。

確かあいつ、ダスパの試合よく見に行くって言ってたな。
あいつに会わないといいけど・・・

健太は、いじめっ子の一人を思い浮かべていた。

そして、その日がやってきた。

続く・・・

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