短編小説・「明日へ続く道」11

「もっと入るかな?」
と健太は父に聞いた。
「さぁ、どうかな?でも、いっぺーゴール
見てぇよな。」
「うん!」

そして、健太は手を叩いているだけだったが
大きな声で応援している礼司を見て
「花津!花津!花津!」
と一緒になって大きな声を出して応援し始めた。

あっという間の前半45分間だった。

「なんか、まだドキドキしてる。」
健太は礼司に言った。
「そうだんべ。すげぇだんべ!」
礼司は健太に言った。
「やっぱ、テレビで見んのと違う!すげぇー!」
と健太は興奮冷めやらぬ感じで言った。
「健太、はぁ、声がガラガラんなってるで!」
「え?あ、ホントだ!でも、楽しいで!」

「ほれ、ジュース飲んで後半に備えろや。」
と父は健太にジュースを渡した。
「うん!」
健太は、一気に飲み干して
「あーおいしい!少し良くなったかなぁ?
あー。あー。」
「おーちったー良くなったな。」
「ホントに?」
「あー、ほんのちっとな」
「んじゃ、変わんないじゃん!」
「ハハハハ」
父は笑いながら健太の頭をなでた。

「選手が出て来たで。」
「あ、ホントだ。あっちもなんか準備しだした。」
「さぁ、後半だ。準備はいいか?」
「うん!」

・・・続く

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